ラトナ・スリ・ウィジェシンゲによるシンハラ語の詩集で、コロンボのゴダージ・インターナショナル・パブリッシャーズより刊行されています。本文はすべてシンハラ語で書かれているため、読むにはシンハラ語の知識が必要です。
ラトナ・スリ・ウィジェシンゲは1953年生まれ、ガレ出身です。ヒッカドゥワのスリ・スマンガラ・カレッジとガレのリッチモンド・カレッジで学んだのち、ペラデニヤ大学でシンハラ語を専攻し学士号を取得しました。最初の詩集『Biya Nowan Ayyandi』は1975年に発表されています。その後に続く詩集として『Wassane』が挙げられ、ほかに『Suba Udaasana』『Madyama Yamaya』『Sandhya Theertha』『Sandagira Pamula』があります。
詩作のほかに作詞も手がけており、「Sudu Neluma Ko Sorabora Wawe」「Maala Girawiya」「Punsanda Raata」「Lenchina」などは多くのスリランカの聴衆になじみのある楽曲です。これらは、活字の詩の読者層をはるかに超えて彼の作品を広めた一面でもあります。現代シンハラ詩について論じた文章の中で、ゲーテ・インスティトゥートは、彼の作品の多くが生み出された1980年代から1990年代の詩人として、その社会的感受性を指摘しています。
ゴダージ・インターナショナル・パブリッシャーズは、コロンボを拠点とする老舗出版社で、文学・歴史・学術分野にわたりシンハラ語と英語の書籍を刊行しており、現代のシンハラ詩人の作品も長く手がけてきました。
本書は、1970年代以降の世代の作品を揃えたいシンハラ詩の読者、現代シンハラ文学を学ぶ学生、そして彼の作詞作品を通じて知っている人が紙面でその詩に触れたいと思う場合に適しています。海外在住のスリランカ系の読者、また島外の図書館や大学の蔵書にとって、この種の薄い詩集はコロンボの外では通常入手しにくいものです。
- 著者: Ratna Sri Wijesingha
- 出版社: Godage International Publishers
- 言語: シンハラ語
- ページ数: 64
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