本書はシンハラ語の著作であり、全編シンハラ文字で書かれ、印刷されています。シンハラ語を読めない読者が利用することはできず、英語の文章は一切含まれていません。タイトルはおおよそBuddhism and Criminology(仏教と犯罪学)と訳され、著者が自らに課した対比――一方に仏教思想、他方に犯罪研究――を示しています。
著者のVen. Pathegama Gnanissara Theroは、スリランカ比丘大学仏教学・パーリ語学部に所属する仏教哲学の研究者です。スリ・ジャヤワルダナプラ大学で仏教哲学の博士号を取得し、ケラニヤ大学でMPhilを修めています。したがってその経歴は大衆向けというより学術的なものであり、本書は信仰的な著作としてではなく、大学における教育・研究の場から生まれたものです。
出版元のGodage International Publishersは、宗教、歴史、文学、社会科学の分野でシンハラ語と英語の書籍を手がける、コロンボの老舗出版社です。スリランカにおけるシンハラ語の学術的・準学術的な著作の多くは、こうした出版社を通じて世に出ており、その多くは主に島内で流通しています。
本書は、仏教哲学とその社会問題への応用に関心を持つシンハラ語読者――仏教学部の学生、出家者、そしてシンハラ語の学術文献を日頃から読んでいる一般読者――に向いています。スリランカ国外の購入者にとっては、シンハラ語の学術出版は海外の書店にほとんど置かれていないため、入手しにくい部類の書籍と言えるでしょう。
- 著者: Pathegama gnanissara himi
- 出版社: Godage International Publishers
- 言語: シンハラ語
- ページ数: 280
- ISBN: 9789553056887
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