Carl Mullerによる英語の詩集。Colomboの出版社Godage Publishersより刊行。
Sri Lankaの多くの読者にとって、Mullerという名はまず小説を通じて知られています。バーガー人の生活を描いた三部作の小説――The Jam Fruit Tree、Yakada Yaka、Once Upon a Tender Time――は彼の代表作であり、The Jam Fruit TreeはGratiaen賞を受賞しています。短編集All God's Childrenも同賞の最終候補に残りました。彼はジャーナリストとしても活動し、小説家としての傍ら、生涯を通じて詩を書き続けました。
本書はその詩業の結晶です。英語で印刷された単著の詩集であり、小説群と並ぶ作品として位置づけられています。バーガー系Colomboの小説家としてのMullerしか知らない読者にとって、この詩集は彼の創作人生のもう一つの側面を明らかにしてくれるでしょう。Sinhala語と英語で書籍を刊行するColomoの老舗出版社Godageは、この時代のSri Lanka文学の多くを版元として守り続けており、本書もそのラインナップの一冊です。
英語で書かれたSri Lanka文学の棚を充実させたい読者、小説にとどまらずMullerの作品を追い続けている方、そして現代Sri Lanka詩を学ぶ学生や収集家にお勧めの一冊です。このように地元で少部数出版された書籍は、島の外では入手しにくい場合も多く、海外の読者が見かけた際にはぜひ手に取る価値があります。
- 著者: Carl Muller
- 出版社: Godage Publishers
- 出版年: 2008年
- 言語: 英語
- ページ数: 112
- ISBN: 9789553001580
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